人、犬、猿、雉という兵力で鬼の大軍勢を屈従させたり、灰で桜を咲かせてみたり、破天荒で独創的な昔話の主人公たち。その物語は無数の人々が、幼い者たちへの愛情をリレーしながら、数百あるいは数千年をかけて少しずつ練り上げてきたものである。ゆえにその横顔や行跡には、人間の想像力が限界まで注ぎ込まれているに違いない。ならば科学の力で、その実力を見極めてみようではないか。
(「BOOK」データベースより)
一寸法師―一寸法師はなぜ鬼に勝てたのか
猿蟹合戦―子蟹たちの仇討ち成功は本当にハッピーエンドか
花咲かじいさん―シロはなぜ殺されねばならなかったのか
浦島太郎―魚の国の姫君が仇敵たる漁師を招待した真意
かもとりごんべえ―人間は鴨にぶら下がって空を飛べるのか
かぐや姫―赤ちゃんが3か月で乙女に!?あまりに成長が早くないか
いなばの白うさぎ―うさぎは皮を剥かれても生きていられるか
わらしべ長者―たった1日で資産を350億倍にするコツ
かさじぞう―かさじぞうの雪中歩行を科学的に想像する
かちかち山―うさぎがたぬきを惨殺した動機は何なのか
舌切り雀―雀vsおばあさんの実録鬼嫁日記
七夕―14.6光年離れた2人が1年に一度逢うために
桃太郎―桃太郎はなぜ桃と一緒に切られなかったのか
十二支―なぜ十二支にクマやタヌキはいないのか
鶴の恩返し―ヒトとツルの種を超えた相思相愛が実を結ぶ方法
大男の国引き―太古、日本の国土は巨人たちの玩具だった
(「BOOK」データベースより)